BT-02 樺の御宮様
使 用 材 :樺材(産地:北海道旭川、樹齢約100年))
サ イ ズ :W360×D300×H270
仕 上 げ :リボス社製(ドイツ)自然建康塗料「アルドボス」
◇「れいし」を祀る為の御宮様をという御要望にお答えして制作致しました。
御宮様内部には注連縄を張るための柱を間口に設け、「れいし」を置く須弥壇には
緩やかな曲線をつけています。
本体構造は強度を保ちつつ木材の湿気等による動きに対応し、かつ美しく仕上げる為に、
天板、底板と側板の接合は「小根付通し小柄楔締め組接ぎ」にて組み込み、側板と須弥壇
の接合は「肩付追入組接ぎ」にて組み込んでいます。又、御宮様本体の観音扉には、
框組構造の中にブックマッチで鏡板をはめ込んでいます。その観音扉に取り付けられた
取手は、自然木の風合いを残すような形状としています。